今時の若者 ― 2006/10/07 23:08
夕方、近くの橋まで散歩した。西の空にはさいたま新都心のビルが夕日に映え、その美しいシルエットをフイルム、いや受光素子に収めようと（なんとも味気ない・・・）、４，５人のカメラマンが三脚を並べていた。
コンパクトカメラをもってきた自分は、その仲間に入る気がせず、東の空を見ようと振り返ると、橋の欄干になにやら若者が書いたらしい落書きが目に飛び込んできた。
「灯をたやすな！」・・・、なんかグッとくるじゃないか！こんなところに落書きするなんてろくな奴じゃないと思う反面、うちに秘めたこの若者の情熱、きっとまだ不完全燃焼でイライラしているのだろう。焦りながらも、何かに向かって自分を奮い立たせている気概を感じる。
こういう若者が、活躍できる場がこの社会にぜひあって欲しいと思う。若者が希望をもって生きていける社会、それがこの国には必要だ。将来の日本を背負っていくのは、彼らなのだから。
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