好きな音楽2007/07/16 21:44

さいたま市大崎公園

 最近流行っている音楽は、殆どわからないが、昔はそれなりによく聴いた。ジャズが行き詰まって、何がきっかけなのか、一気にフュージョンがブレイクした頃、デイヴ・グルーシンとボヴ・ジェームスにはまった。

 ヤマハで音楽の勉強を始めた頃だった。先生にデイヴ・グルーンのコンサートに誘われて行ったら、火がついてしまった。彼の転がるようなピアノの音色には、ハートがブルブルふるえた。ドビュッシーを彷彿させる楽曲も、繊細で、透明感がある。どこまでも透き通っている。

 その彼のアレンジで、渡辺貞夫のアルバムも大ヒット。車の中でどれだけ聴いたかなあ。アルバム名は忘れたが、「Call me」という曲は最高だった。ナベサダの最高傑作と言ってもいい。エレクトーンでも演奏した。

 またノリのいいリラックスできる音楽を聴きたいけど、あるかねえ・・・。

鍵盤の話2007/06/23 22:33

バナナの葉っぱ

 なるべく週に一回は、ピアノに触れるようにしている。幼少の頃、母が「おまえは何の取り柄もないから、せめてピアノでもやっておくと何かの役に立つから」とピアノを教えてくれたのだ。

 その母からスパルタ式で教わった。全く楽しくなかった。やはり親子ではうまくいかないのだろう。とうとう我慢の限界に達し、中学一年でやめた。すぐに野球部に入部して、青春を謳歌した。高校に入って、音楽を専攻したが、歌の試験の時、クラス全員の伴奏を引き受けて、人前での歌は免除してもらった。母のおかげである。

 大学時代は、映画を必ず2回観て、一回目は内容を、二回目は音楽を聴いてメロディーを覚えて、帰ってからピアノで弾いてみる。これが実に楽しい。サラリーマン時代、宮仕えがまったく性に合わず、すぐやめてヤマハでエレクトーン講師をやった。

 コード理論などの楽典を勉強して、ずいぶん音楽の幅が広がったと思う。現在、週に一回の練習では、主にジャズを弾いたり、賛美歌を弾いたりしている。ずいぶん腕は衰えたし、思うように指が動かなくなってしまったが、こうして50を過ぎても鍵盤が弾けるというのはありがいことだと、母に感謝している。

 ゴスペルの「Amaizing Grace」は必ず弾く。これを弾くと何故か気持ちが落ち着くのだ。神の救いと罪赦された喜びが流れているからだろうか?